【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
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33: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:12:13.27 ID:tCiOWLnR0

このみ「あれ?誰もいないのかしら?」

律子「ああ、このみさんですね。小鳥さんならちょうどいま出て行ったところですよ」

律子に目を遣る。片手にはコーヒーカップが握られている。
律子ちゃん。なかなかのオフィスレディーっぷりね。前職時代の私といい勝負ができるんじゃないかしら。
とこのみは律子を上から下へと視線を上下させ、見定めるように眺める

このみ「ふふっ。でもフェロモンではまだまだお姉さんには及ばないみたいね。なかなかいい勝負だったわ」

本当にいい勝負だった。勝負はわたしの勝ちだけど、試合が終わればノーサイドよ。とばかりにこのみは

このみ「コーヒー、私にもいただけるかしら」

と律子の持っているコーヒーカップに手を伸ばす

律子はそれを何も持っていない方の手で軽くいなす。

このみ「あう」

律子「それでこのみさん?今日はどうかしましたか?」

このみ「ああ、これなんだけど。年末調整の」

律子「ああ、これですか。それなら後で私が小鳥さんに渡しておきますよ」

このみから書類を受け取った律子は再びデスクワークに戻る。
このみは、集合時間まで何をしようかしらと応接用のソファーに座りつつ、カバンからノートパソコンを取り出す。



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