3: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/12/24(日) 02:11:04.95 ID:lFEhVh8y0
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事務所を出て、駐車場まで並んで歩く。
びゅうっと風が吹くたびに、彼が首を亀みたいに引っ込めるので、それをからかってやる。
すると彼は怒ったふりをして、私の肩を軽く小突いて「はい。凛、鬼ね」と言って駆け出した。
ちょっとの後で思考が追い付いて、彼の言ったことの意味を理解する。
そういうことなら、受けて立とう。
数メートル先でぴょこぴょこと跳ねながら挑発している彼へ目掛けて一直線に走った。
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