124: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/11/26(月) 03:07:51.66 ID:rI4LjhNl0
でも私は、強いだけではない加賀さんも知っているのだ。
そうだ。なぜ、加賀さんの寂しそうな笑顔が、頭から離れなかったのか。
――頼ってほしかったからだ。
何か悩み事があるなら、話してほしい。私も貴女の力になりたい。
我ながら、思い上がりも甚だしくて笑ってしまう。
歴戦の正規空母に対して、たかだか建造されて数か月の新参者に頼ってほしいなどと。
それでも――加賀さんが苦しんでいるなら、分かち合いたい。支えになりたい。
そう思っていたのに。
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