205: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/28(水) 23:57:50.40 ID:dXnUiaqA0
奴隷「おまえさては酔ってないな!」
ドラゴン「当然、この程度の酒など儂にとっては白湯みたいなものよ」
206: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:01:09.84 ID:QRwq3FvA0
奴隷「…そんなこと思ってない」
ドラゴン「いいじゃん、いいじゃん。もっとぶっちゃけようではないか」ガシッ
207: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:07:36.37 ID:QRwq3FvA0
ドラゴン「ふむ、腕を持ち上げた時に筋ができるであろう?」
奴隷「うん?」
208: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:12:43.48 ID:QRwq3FvA0
ドラゴン「ん?ん? その照れ笑いはどこで見たのだ? いつの姫の笑顔だ?」
奴隷「もうなにも喋らない」
209: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:16:12.13 ID:QRwq3FvA0
ドラゴン「儂の棲みかとした山脈は大陸を南北に遮ってな。 北方は交易路の中継地として世界中の貿易品が集まり。 南に広がる温暖な穀倉地が豊穣の恵みを与えてくれ。 それぞれ違う楽しさがあった」
ドラゴン「そして東に見栄るはドワーフ鉱山、西にはエルフの森! みっつの種族の境界、よっつの国を遊び相手とした賑やかで愉快な毎日であった…」
210: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:19:44.19 ID:QRwq3FvA0
ドワーフ「親愛なるドラゴン」
ドワーフ「と言っても顔見知りでもなんでもないが…」
211: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:24:44.01 ID:QRwq3FvA0
奴隷「だってさ…」
ドラゴン「・・・・」
212: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:27:59.23 ID:QRwq3FvA0
【800年前 竜の巣】
自称勇者「くっくっくっ、おまえがこの近辺を荒らしているエルダードラゴンだな?」
213: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/11/29(木) 00:31:38.53 ID:QRwq3FvA0
自称勇者「いかにも、俺こそ勇者だ!」
自称勇者「しかし俺が勇者と名乗る前に見抜くとは…。 やはりエルダードラゴンともなれば人を見る目も違うもんだ」
214: ◆VTkGRpPzmUQh[sage]
2018/11/29(木) 00:33:38.23 ID:QRwq3FvA0
今日はここまでです
260Res/183.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20