132: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/04/19(木) 00:25:51.68 ID:dvLrF4HA0
魔王「余には野心と、野心のためにと温めてきた計画がある」
魔王「しかしいささか、計画にばかり心を囚われ余裕を無くしていたようだ」
魔王「遠方を見るが故にドラゴンに足元をすくわれ、醜態をさらす結果となった」
魔王「……言い訳にしかならんがな」
側近「そのようなことは…」
道化「ほんと、カッコ悪かったよね〜〜」
魔王「ふっ、確かに」
側近「道化!それはあまりにも…」
道化「ですがお気になさらず。これまでの失態も勇者のターンだっただけにございます」
魔王「そうだ、勇者となるならなればよかろう」
魔王「待ち構え、100戦目の決着がつき次第ドラゴンもろとも潰して終わりだ」
道化「そうですとも、終わっちまえばなんてことありません」
道化「耐えて凌げば、魔王様のターンでございます」
魔王「ふふふ、相変わらずよくまわる舌だ」
道化「恐悦至極」
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