30:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 15:27:42.62 ID:iRIf3iCvo
*旅館内通路
銀「アタシ、ゲームセンターのゲームでエンディングまで行った人初めて見たッス……」
千景「所詮は定番ゲームね。慣れれば誰だってワンコインノーコンティニューでクリア出来るわ」
夏凜「いや、そんなのあんただけでしょうに……」
千景「分かっていないわね、三好さん。私程度の腕なら掃いて捨てるほどいるし、闇深い人種ならワンコインで開店から閉店までをプレイ出来るのよ」
夏凜「え……そういうものなの?」
風「はい、そこー。微妙に世間に疎い夏凜へ偏った情報を教えない。大体そういうことを知っている千景だって相当闇深い感じでしょうに」
千景「……"アタシの邪眼がうずく……!"とか言っていた人に言われたくないわね」
風「なっ……! アタシのナイスな眼帯をバカにするでねー!」
樹『なんでなまったのお姉ちゃん?』キュッキュ
友奈「あ! マッサージコーナーだって!」ミテミテー
美森「あれは!? 三次元空間無重力式按摩座椅子! まさかここでお目に掛かれるなんて……!」
風「おっ、なになに〜? 何か凄そうな名前じゃない?」
千景「……ふーん、無重力を体感出来るマッサージチェア、ね……」
千景(通路の途中の広間にはマッサージコーナーと書かれたプレートがあり、そこには二台のマッサージチェアが置かれていた。エアポートから大型スーパーまでコイン式のマッサージチェアが置いてあることは多いけれど、目の前にあるこれは明らかにそれらよりも大型で、かつ一目でその作り、シートの柔軟性まで一ランク以上違っていることが分かる)
銀「東郷さん、これって凄いんですか?」
美森「ええ、凄いと聞いているわ。身体の凝りがほぐれるのはもちろんだけれど、按摩中は宇宙空間のような無重力を感じることが出来るらしいの。その心地はまさに夢心地であると、按摩ブロガー北条氏が絶賛していたわ」
夏凜「誰よ、北条」
千景「東郷さんってネット関連のことになるといきなり横文字を使い始めるわよね?」
樹『はい。前に悔しそうな顔でだきょうしているって言っていました』キュッキュ
風「あんたたち、食いつくポイント間違ってない? 間違っているわよね?」
113Res/169.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20