【駅メモ】黄陽レイカ「でんこにも称号を付けられる機械」
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14:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:06:02.14 ID:T2ns6A2w0
マスター「どどどどうすれば、協会に電話? いやでも番号知らないし……どうすればレイカが元通りになるんだ……」

レイカ「どうしたの?」

マスター「それは僕がレイカに今一番言いたいセリフだよ!?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:07:13.29 ID:T2ns6A2w0
レイカ「あ、ごめんなさい……嫌、よね。いつも嫌味なことしかわたし言えないし……ごめんなさい、今のは聞かなかったことにしてくれない……?」

マスター「」

レイカ「ごめんなさい、今さら身勝手よね。本当にごめんなさい」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:07:54.23 ID:T2ns6A2w0
マスター(ああいや、今はそれよりも目の前の、多分いつもより素直になってるっぽいレイカの対応が先だった! ちょっと泣きそうな顔してるし! 可愛いからそういう顔見せるのやめて!)

レイカ「……やっぱり、ダメ……?」

マスター「ダメなワケないよっ、むしろレイカじゃないと嫌だよ僕は!」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:08:59.78 ID:T2ns6A2w0
レイカ「ほ、本当?」

マスター「本当も本当! 僕みたいな朴念仁にはレイカみたいなしっかりした子じゃないと駄目なんだ!」

マスター「また毎日コンビニレトルトな食生活なんて耐えられないし、休日だって起こされなきゃお昼までぐっすり、衝動買いで無駄遣いもするし部屋の掃除だってテキトーにやっちゃうし!」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:09:55.38 ID:T2ns6A2w0
レイカ「わたしもマスター……あなたのでんこになれて幸せよ。何にでも一番になりたいってずっと考えてたわたしに色々な考え方を教えてくれてありがとう」

レイカ「ラッピングの件もさっきはあんなこと言っちゃったけど、本当はすごく嬉しい。新しいラッピングフィルムが出るたびにすぐわたしのフィルムを用意してくれるし、なによりマスターに『可愛い』って思ってもらえるのが一番嬉しいの」

レイカ「マスターはあんまり争いごとを好まない性格で、最初は正直頼りない人だって思ってたけど、こうして一緒に生活してみると、すごく優しくていつも気にかけてくれる」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:10:55.42 ID:T2ns6A2w0
レイカ「でも、よかった。マスターはわたしのことを嫌ってないって、そういう言い合いを楽しんでくれてるって分かったから」

レイカ「ありがとうマスター。やっぱりわたしはあなたのでんこになれて、一番の幸せ者よ……!」

マスター「……そう言ってもらえるなら僕も嬉しいよ」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:11:54.14 ID:T2ns6A2w0
マスター(えええーと、なんだろうこれなんて言えばいいんだろうね本当にね、レイカの中で一番だってさ僕の存在やったねマスターあははははは……)

マスター「…………」

マスター(などと笑っていられる状況ではない。ものすごく大胆に告白された気がする)
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:12:34.85 ID:T2ns6A2w0
マスター「……いや、僕はレイカのことが一番好きだよ?」

レイカ「えっ……」

マスター「さっきも言った通り、レイカなしの生活が考えられないくらいには」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:13:20.00 ID:T2ns6A2w0
――pipipipipi……

マスター「はっ、電話か!?」

マスター(ナイスだ天の助け! このままだと確実におかしくなるとこだった)
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:14:24.66 ID:T2ns6A2w0
セリア『あの、届きました? でんこに称号を付ける機械は……?』

マスター「あ、はいそれでしたらさっき……」

レイカ「…………」チョンチョン
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 09:15:20.69 ID:T2ns6A2w0
セリア『そうなんです〜。ほら、レイカって素直じゃないところがあるじゃないですか? だから称号をセットするとちょっとだけ素直になれるようにしてもらったんです〜』

マスター「……は?」

セリア『やっぱり円滑に思い出集めをするってお互いの素直な気持ちが大事じゃないですか。レイカ、けっこう溜め込んじゃうタイプなので……。マスターさん、あの子のガス抜きに付き合ってもらってもいいですか?』
以下略 AAS



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