【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/06/24(日) 10:11:50.24 ID:sW82/1G70
「……と、いうことだ。しかし安心するなよ、プリキュア諸君」
デザイアははるか頭上からプリキュアたちに言う。
「三幹部もウバイトーレの生み出し方を知った。今後は、ウバイトーレとの戦いが続くと思うのだな」
デザイアは仮面の奥で笑う。
「三人のまま戦い続ければ、いずれ貴様らは消耗して敗北する。三人のままでは、ウバイトーレには絶対に対抗しきれぬよ」
「っ……」
プリキュアたちは、その言葉に何も返すことができなかった。現状、プリキュアは誰一人、立ち上がることすらできないのだから。
「せいぜい、ウバイトーレとなるに足るだけの欲望を持つ者が現れぬことを祈るのだな」
デザイアはそう言い残すと、マントを翻し、宙に消えた。それに追随するように、ゴーダーツとゴドーも消える。そして、残されたダッシューがプリキュアを見下ろした。
「……命拾いしたね、プリキュア。しかし、これまでと同じだと思わない方がいい」
顔は普段通り、貼り付けたような不自然な笑みだ。けれど、声は今までにないくらいに冷たい。
「君たちがロイヤリティに与する限り、ぼくらアンリミテッドは君たちを絶対に許さない」
そう言い残すと、ダッシューもまた宙に溶けて消えた。
「……皆井先生を取り戻すことはできたけど、」
「課題ばかりが残る戦いだったわね」
「愛のプリキュア……。一体どこにいるんだろう……」
辛勝を得たプリキュアたちだが、その心は、不安に占拠されていた。
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