【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/05/27(日) 10:13:56.08 ID:IIOvQ4Oi0
「……ゆうき。落ち着いて」
「うん。大丈夫だよ、ゆうき。みんなでひかるくんを助けよう」
「……うん」
そんなゆうきの手を、めぐみとあきらが両側から取ってくれる。ふたりの温かい手が、ゆうきに落ち着きをくれるようだった。ゆうきは大きく頷いた。目を閉じ、深呼吸をして、目を開く。
大丈夫。やれる。
「ふむ。以前、ゴドーに妹が巻き込まれたときは、もう少し動揺していたようだが、変わりもするか。戦士として強くなってきたようだな、プリキュア」
デザイアが嘲笑する。
「しかし、果たしてこれを相手に今の貴様たちでどこまで戦えるかな」
ずしん、ずしん、と。地を響かせるような轟音が響いた。それが何かの足音だと気づいたときには、その何かは近くの住宅の陰から身を乗り出していた。
『ウバイトォォオオレェェエエエエエエ!!』
「ウバイトール……? じゃない?」
その巨大な怪物は、少年の姿をしていた。全身が黒く染まっていて、手にはサッカーボールのようなものを持っている。全体的に見ればウバイトールによく似ているが、その実何もかもがウバイトールとは違うようにゆうきには思えた。
しかし、そんなことを気にしている余裕はない。
「……行くよ、みんな」
ブレイ、フレン、パーシーからそれぞれの紋章が飛ぶ。三人はそれぞれの紋章を受け取り、それをロイヤルブレスに装填する。
そして、叫ぶ。
伝説の戦士の宣誓を。
「「「プリキュア・エンブレムロード!」」」
世界が闇に墜ちたとしても、その光だけは色あせることはない。
それは、ロイヤリティの誇りと戦士たちの絆によって生まれる光。
薄紅色、空色、真紅の光。
世界に光を取り戻すために、戦士たちは大地へ降り立った。
「立ち向かう勇気の証! キュアグリフ!」
「守り抜く優しさの証! キュアユニコ!」
「燃え上がる情熱の証! キュアドラゴ!」
「「「ファーストプリキュア!」」」
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