【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/05/13(日) 21:50:49.37 ID:sptbJ6v70
「……でも、ありがとう、パーシー。嬉しいよ。わたしも弱気なこと言わずにがんばるね」
あきらが嬉しそうに言う。その言葉を言えるあきらを、めぐみは本当に強いと思う。自分のみならず友達を傷つけてしまったというのに、あきらはまだがんばろうと思えるのだ。もしかしたら、めぐみがあきらの立場だったら、怖くて投げ出してしまうかもしれない。
「大丈夫よ、あきら。あきらなら絶対できるわ」
「うん。あきらならできるよ。でも、無理しないでね」
「ありがとう、ふたりとも」
あきらに笑顔が戻る。めぐみはそれだけで嬉しい。ゆうきだってきっとそうだろう。
「あ、そうだ。あきら、今日の放課後は大丈夫? 三人でひなカフェに行こうよ。ひなぎくさんが新作スイーツの試食に来てって言ってたよ」
「……あー、ごめん、ゆうき。今日もちょっと放課後用事があるんだ。めぐみとふたりで行ってきて」
あきらの申し訳なさそうな顔に、めぐみとゆうきの視線が交錯する。
「用事って学校の?」
詮索するつもりはないけれど、気になって問う。あきらは困ったような顔をして、答えた。
「んー……まぁ、そうかな。ちょっと学校でやることがあるんだ」
「……そう」
「ごめんね、ゆうき。また今度」
「うん……」
折良く教室に誉田先生が入ってきて、あきらは自分の席に向かった。
(うーん……たしかに、あきら、少しヘンかしら)
ゆうきの思い過ごしだろうと思っていたけれど、あながちそうでもないかもしれない。
あきらは早朝や放課後に、一体何をやっているのだろうか。
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