【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/04/08(日) 10:01:28.29 ID:w9vsRS0p0
…………………………
ゆっくりと目の前の光景を確認する。
炎のような光は収束し、目の前に広がる世界は、相変わらずモノクロのままだ。
そして、自分自身を見下ろす。
赤と白を基調とした、かわいらしく勇ましい衣装を身につける、自分自身を。
「……えっ?」
思わず疑問の声が洩れる。髪が伸びている。色は燃え上がるような赤だ。顔に手を当てる。眼鏡はそのままだが、少し形が変わっている。
「な、なにこれ!? わたし、どうなっちゃってるの!?」
「ドラ! それこそ、ロイヤリティの伝説の戦士プリキュア、“キュアドラゴ”の姿ドラ!」
「ええっ……えええええええええええ!?」
驚きは冷めない。自分自身の姿が変わったのだから当然だ。しかし、暢気に驚いていられるのはそこまでだった。視界の隅で、何かが動いたのだ。
「あっ……危ない、パーシー!」
ダッシューが大量のノコギリを取り出し、パーシーとキュアドラゴを狙い、放ったのだ。ドラゴはパーシー抱きかかえると、横に跳んだ。
「わっ……わわわわっ!」
「ドラぁ……!」
少し横に跳んだだけだった。それなのに、道路の端まで、少なくとも五メートルは超える大ジャンプになってしまった。
「な、なにこれ……?」
「プリキュアは伝説の戦士ドラ! キュアドラゴはその中でも、最強の攻撃力を持つとされるドラ! だから、それくらい訳ないはずドラ!」
「こ、攻撃力は関係ないんじゃないかな……」
興奮しているのか、パーシーは少し饒舌になっていた。
ドラゴは体勢を崩しながらもなんとか着地し、パーシーを地面に下ろした。
「パーシーは危ないから離れていて」
「ドラ……! あきら!」
「うん?」
ドラゴを見上げるパーシーが、ぐっと拳を握った。
「がんばって、ドラ!」
「うん!」
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