62:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 13:15:19.13 ID:nZJI/gt30
一歩一歩、ステージに近づいていく。
心臓はうるさいし、足は震えるし、でも。
きっとあの向こうには、楽しくて、つらくて、きらきらした世界が広がっているんだ。
一歩。
色とりどりの光に、目を細める。
鞠莉「ただいま、ステージ。またよろしくね」
震える足を前に出して、バクバク高鳴る胸を張る。
―――昨日に手を振って、ほら前向いて……
ポーズをとって、センターステージへ。
ああ、なんだか楽しくなってきた。
目の前には、光り輝く道がまっすぐ伸びている。
きっとその先は、もっともっと。
これが、穂乃果さんが言ってたことなんだ。
―――頑張って走った先にはね、こーんなに明るい、太陽みたいな日が待ってるんだよ!
―――穂乃果も最近知ったんだけど、そういうののこと、こう言うんだって!
それが何だか、まだわからないけれど。
走って走って、探しに行きたい。
―――それはね……
「「シャイニー!!」」
72Res/72.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20