61:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 13:14:11.54 ID:nZJI/gt30
鞠莉「果南とダイヤも、きっと歌いたかった。踊りたかった。ステージの上で、輝きたかった」
鞠莉「私は夢を一緒に叶えたい。3人の夢の木を育てて、その先の、大きな夢まで。だからしばらくは勉強ね」
ことり「大きな夢?」
鞠莉「私たちの学校、統廃合になるの」
ことり「……!」
鞠莉「もともとは、ことりさんたちの真似っこだったのよ」
ことり「その、たしか鞠莉ちゃんたちの学校って……」
鞠莉「静岡の、田舎にあるわ」
ことり「……」
鞠莉「でもね、私はそれを選ぶの。それが、小原鞠莉なのよ。パパにもそう言ってやったわ」
鞠莉「たくさん泣くことになるかもしれないけど、でも、それでも」
―――大好きだばんざーい、負けない勇気……
鞠莉「私は、頑張れるから。あの日、ことりさんが手を握ってくれたから」
鞠莉「真姫さんが背中を押してくれたから。穂乃果さんの歌を聞いたから」
鞠莉「そして、私が、そうしたいから」
ことり「そっかぁ……。鞠莉ちゃんは、そうやって歩き出すんだね」
鞠莉「最高に素敵な衣装を着て、ね」
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