設定だけ考えてた作品を殴り書き
1- 20
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 04:39:49.64 ID:Lh4AYS/o0
 放射能ってのは、こういう風に命を蝕んでいくのか、いい体験だが、これが最後の恐怖体験になる。状況を確認しに来た兵士はガッチガッチの防護服を着込んで状況を確認している。だが、俺はそんな大層な物は着込んでおらず、ただの軍服、爆心地から離れているとは言えど、放射能からは逃れられない。頭はよく回るが、もうそろそろお迎えがやってくる頃合いだろう。

「二十三歳でこの世を去るか、まあ、これも時の流れか」
「……すまない」
「いいんだ、お迎えは遅かれ早かれやってくる。受け入れるだけさ」

 叫ぶ気力もない。ただ、時代が悪かったと悲しむだけだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
42Res/21.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice