設定だけ考えてた作品を殴り書き
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26:名無しNIPPER
2017/12/17(日) 19:20:39.54 ID:r1CStY0i0
 部屋に戻り押入れや本棚を漁って刃物の切れ味を封じられる何かを探した。
 季節はまだまだ肌寒い五月、長袖だ着れる時期だ。袖に何かを仕込むことが出来る。
 理想は木材なんかを両手に巻きつけることだが、部屋の中に丁度良い木材が無い。巻きつけるガムテープはあるが。
 小遣いを貰ったのだから百円ショップに買いにくのが手っ取り早いか。

「日本って国はなぜだか加害者に甘いからな、報道される時も加害者にだけモザイクかけて、あの世にいる被害者は平気な顔して顔を写す」

 犯人が十九歳の無職だったからな、未成年の加害者には本当に心底甘いのが日本だ。
 顔さえわかれば事前にボコボコに出来るかもしれんが、書類に犯人な顔写真が無い。被害者の顔写真は載っているのだが、加害者の顔写真は無い。

「やっぱ、襲われたタイミングで助太刀するしかないよな」

 出来る限り早く、心の傷が残らないように助ける。これが第一目標だ。


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