96: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 01:19:31.17 ID:Qezuh/qr0
「ブリッツェン、そのままそのまま〜! どうどう〜っ!!」
「ブッブモッ、ブモモッ!! ブモモモモーーーッ!!」
イヴのヤバイ級トナカイ操縦テクにより、ブリッツェンは速度と針路を一定に保つ。
空中座敷にぴったり横付けして……両者の距離と相対速度はほぼゼロになった。
「プロデューサーさん!」
「美穂、蘭子! 無事か!?」
色めき立ったのは海老原の狸達。
かくなる上は移乗攻撃かと腕まくりする彼らを尻目に、俺はすぐさま次の一手へ。
「周子のご両親――」
取り出したるは、厳重に包んだ一つの袋。
風に流されないよう、きっちり重しもつけた上で……。
「乱暴な使い方、お許しください!」
投げる!!
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