105: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 01:25:17.14 ID:Qezuh/qr0
――――プロデューサーさん?
気が付けば、大好きな匂いに包まれていました。
そうだ私、座敷から落ちちゃって……!
私を抱きしめながら、プロデューサーさんはしきりに叫んでいました。
狸に戻れ、と。自分がクッションになって、私だけでも助けると――そういう意味のことを。
「だめ、です、そんなの……!!」
どうしよう、どうしようどうしようどうしよう。
なんとかしなきゃ。諦めちゃ駄目だ。
私はどうなってもいい。
だからせめて、この人だけは――
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