【モバマス】十年後もお互いに独身だったら結婚する約束の比奈と(元)P
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◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/12/20(水) 21:29:41.57 ID:VIfuC7c00
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飲み干したチューハイの缶を置いて、深く息をついた。
千枝の想い知らなかったわけではなかった。しかし、ここまで積極的にアプローチしてくるとは思わなかった。子ども扱いしすぎていたかもしれないと反省する。
大人になろうとしている千枝との会話は、素直に嬉しいものだった。今をときめくトップアイドル、佐々木千枝。その成長の一端を担っていたということが誇らしい。
携帯電話で千枝の現在のプロフィールを見る。プロフィールの写真は髪を長く伸ばし、落ち着いた印象の青いワンピースにカーディガンを纏っている。すらりと伸びる細く白い手足。もともとの清楚さを活かすようなメイク。整った大人の容姿の中に少女のような鮮やかな若さを兼ね備え、強い魅力を感じさせる。成長した佐々木千枝の姿。もう立派な一人の女性だ。
けれども、その姿を見て思うのは、親類や仲間に抱くのと同じ、敬意や嬉しさといった感情だった。異性に惹かれるときのそれではない。
実際に千枝に会ったら、考えも変わるだろうか。目を細める。頭の中には昼間に出会った比奈の姿もちらついていた。
もういちど、深く息をつく。
「あと、一年……」
もしも、比奈との約束をしていなかったら、千枝に惹かれていただろうか?
無意味な仮定だった。
今更、比奈との約束を反故にできるような状況じゃない。
しかし――比奈が約束の履行を望んでいるかどうかも、また不明だ。
そんな状況で、千枝の想いにも応えないまま、比奈の結果待ち、という失礼極まりない理由で一年も待たせることができるか――?
「あー……」
髪の毛をぐしゃぐしゃと掻く。アルコールが回っているようだった。
「……今日は寝るか」
一度に多くのことが起こりすぎた。もっと落ち着いて考えるべきだと言い聞かせ、一時的に課題から目を背けることにする。
シャワーを浴びようと、ソファーから立ち上がったときだった。机に置いた携帯電話が振動する。メールを受信していた。
「……先輩?」
表示された名前は、美城プロダクションの先輩社員だった。当時はプロデューサーで、いまは異動と出世をして人事部長をしているはずだ。
メールを開く。そこには、予定の合うときに一度美城プロダクションに顔を出してほしい、という旨が書かれていた。
つづく
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