20: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:02:56.95 ID:2spptsmGO
*
女「昨日さ、カップを壊したくなるって話をしたの覚えてる?」
21: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:03:22.07 ID:2spptsmGO
男「でも、なんでこんな急に?」
女「私ね、とっても弱いんだ。だから、何か区切りがないと何もできないの。イルミネーションを見ながらだったら言えるかもって思って…。理由らしい理由もないんだ」
22: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:03:51.47 ID:2spptsmGO
男はそのまま黙ってしまった。
怒っただろうか。
23: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:04:20.97 ID:2spptsmGO
*
男「落ち着いた?」
24: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:05:23.09 ID:2spptsmGO
女「ね、男」
男「なに?」
25: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:05:56.82 ID:2spptsmGO
女「何が?」
男「だったら、やめる必要はないよ」
26: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:06:26.97 ID:2spptsmGO
男「女が好きだから」
女「は…?」
27: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:06:58.21 ID:2spptsmGO
男「したくてしたことだから。話を聞くのも、こんな関係の相手になったのも」
女「でも…」
28: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:07:33.81 ID:2spptsmGO
女「じゃあ…うん、その……お互いに気持ちがなければ割り切れるかなって…」
男「あー確かに。一理あるね」
29: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:08:10.08 ID:2spptsmGO
女「やめる前に、二つ言いたいことがあるんだけど、良い?」
男「いいよ」
36Res/20.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20