16: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 21:57:55.63 ID:2spptsmGO
*
男「うわぁ…さすがガイドブックに載るだけあって綺麗だね」
17: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 21:58:24.68 ID:2spptsmGO
男「彼氏と来たかった?」
女「……かも。そもそも彼氏なんていないけど。男はどうなの?」
18: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 21:59:27.20 ID:2spptsmGO
*
女「わぁ…」
19: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 21:59:54.85 ID:2spptsmGO
とか言いながら手を繋いでくれた。
なんだかんだ優しいなぁ、なんて思った。
20: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:02:56.95 ID:2spptsmGO
*
女「昨日さ、カップを壊したくなるって話をしたの覚えてる?」
21: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:03:22.07 ID:2spptsmGO
男「でも、なんでこんな急に?」
女「私ね、とっても弱いんだ。だから、何か区切りがないと何もできないの。イルミネーションを見ながらだったら言えるかもって思って…。理由らしい理由もないんだ」
22: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:03:51.47 ID:2spptsmGO
男はそのまま黙ってしまった。
怒っただろうか。
23: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:04:20.97 ID:2spptsmGO
*
男「落ち着いた?」
24: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:05:23.09 ID:2spptsmGO
女「ね、男」
男「なに?」
25: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:05:56.82 ID:2spptsmGO
女「何が?」
男「だったら、やめる必要はないよ」
26: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/12/15(金) 22:06:26.97 ID:2spptsmGO
男「女が好きだから」
女「は…?」
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