6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/15(金) 17:51:34.59 ID:q/MTrf4E0
今日のこと。プロデューサーに求められる前のこと、プロデューサーに求めてもらえたときのことを思い返しながら言う。
二人きりの飲み会。注文を委ねてくれているのをいいことに精の付くようなものばかりを頼んで、いつもよりも少し強引にお酒を勧めて。酔ったふりをして、しなだれかかってみたりして。
私のこの部屋の中。送ってもらった流れのまま連れ込んで、この日のために用意しておいたアロマを焚いた中へ導いて。軽くシャワーを浴びた後、着たのは薄いシャツ一枚とパンツだけ。私の身体にはかなり大きいそれからは当然のように肌が零れて晒される。それを自覚しながら、わざと露にして見せながら、近く傍へ身体を寄せて。
ベッドの上。いつだったか何かの弾みで買った枕を置いて……イエスかノーか、それを示す枕をノーの側で置いて。今日は駄目、とそれを示しながら、けれど言葉や行動では真逆の誘惑を繰り返した。私の知る限りの淫らな言葉をすべて尽くして、まるで娼婦のように囁いて。酔ったふりを建前に擦り付いてのし掛かって、プロデューサーを覆う邪魔な服を捲って入ってその中の熱い素肌を撫で回して。
駄目。とそう言いながら、けれどそれを越えて襲ってほしくて。求めてほしくて、愛してほしくて。だから言葉とは反対に心の中では「きて……。いいですよ……いいんです。だから……早く……」と何度も何度も声を上げながら誘い続けた。……そして、それは叶った。
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