112: ◆DbWk4vc3J.
2017/12/21(木) 17:55:08.44 ID:sQkdY2k90
誠子「……宮永先輩に直接手を下すのは良心が痛むんですけどね?」
照「茶渋と魚に塗れるより、私と一緒にいたほうが幸せに決まってる」
淡「きょーたろー、あのまな板とんがり女コワ〜イ」ダキッ
京太郎「えっ」
照「離れろ小娘ぇっ!」ガッ
京太郎「ほほほ、包丁!?」
淡「あらよっと!」
照「チッ」
淡「包丁振り回すとか野蛮だわ〜ドンビキ」
誠子「うわっ、キツいキツいキツい。自分が何歳だか分かってるの?」
淡「性別もわからん女に言われたかないね!」
尭深「……ほら、京くん。脱いだよ?私だけ見て?」
誠子「京太郎に触んな!」パァン
京太郎「平手打ち!?」
尭深「……なんで」
誠子「お前の男じゃねえんだよ!」
尭深「……なんでみんな私の邪魔するのぉ!私のっ、私の京くんなのにぃ!」
淡「あちゃ〜、ヒステリックにキレるアラサーはやだね」
照「淡だっていい歳したババァでしょ?」
淡「私はみんなと違って怒らないもん。大人の余裕ってやつ?」
誠子「老けて感情枯れてるだけだろ」
照「感情が枯れてて性欲だけとか、生き急ぎすぎ。キツすぎ」
淡「ぅ、うるさい!きょーたろーは私を選んだの!」
照「それはカラダで誘っただけでしょ?」
淡「誘うカラダもないくせに」
誠子「カラダカラダってうるさいな。それしか言えないの?」
照「誠子なんかどうせ『仲のいい友達』くらいにしか思われてない」
誠子「そっちだってどうせ『幼馴染の姉』くらいの立場でしょ!」
尭深「……京くんはずっと私と一緒なの」
誠子「京太郎がメンヘラに振り向くわけないじゃん」
尭深「死ぬまで、ううん。死んでも一緒なの。みんながそれを邪魔してるだけ」
淡「邪魔してるのはどっちだ!」
京太郎「あわわわわわ、とんでもないことになってしまった……」
菫「……京太郎」ゴゴゴ
京太郎「はっ、はひぃっ!?」
菫「……お前はかっこいいからすぐモテてしまう」
京太郎「……はぁ」
菫「だから、その……」
京太郎「はい?」
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