150: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/12/17(日) 22:10:23.55 ID:lHb1Hq6uO
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二週間前 喫茶店
梨子「急に呼び出してごめんなさい、ダイヤさん」
梨子「身近にいて、頼れる知り合いって考えて……咄嗟にダイヤさんが思い浮かんだんです」
ダイヤ「いえ、いいのです。お久しぶりですわね、梨子さん」
梨子「はい、二年ぶりですね」
ダイヤ「これでも心配していましたのよ? 向こうで何か、困り事はありませんの?」
梨子「大丈夫です。今のところ、なんとか」
ダイヤ「そうですか……」
梨子「その……曜ちゃんの件ですが」
ダイヤ「その後、曜さんのご様子は?」
梨子「……正直、見ていられません。時折ボーっとしていたり、寝ている時にうなされたり」
ダイヤ「なら、一刻も早く解決したいものですわね」
梨子「本当にごめんなさい……ダイヤさんは無関係なのに」
ダイヤ「構いませんわ」
ダイヤ「曜さんが詐欺に遭ったとなれば、見過ごすわけにはいきませんものね」
梨子「とはいったものの、一体私たちに何ができるのか……」
ダイヤ「疑問を一つ一つ処理していきましょう」
ダイヤ「まずは……なぜ曜さんが狙われたのか」
梨子「それは、ラインで伝えた通り、きっと無差別の……」
ダイヤ「それでは納得できませんわね」
梨子「え?」
ダイヤ「梨子さんの話では、曜さんはAqoursの復活を餌にされたと」
ダイヤ「ならば……少なくとも犯人は、Aqoursを知っている人物」
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