イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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◆ty.IaxZULXr/
[saga]
2017/12/12(火) 23:00:43.81 ID:8PMV4OlW0
桐生つかさ「おいおい、大事な従業員を困らせないでくれ」
桐生つかさ
P社の高校生社長。同年代に向けた仕事を同年代に与えている。
イヴ「もう少し二人で話していたかったのにぃ」
つかさ「泉に何を聞いてたんだ?」
イヴ「どうしてハッキングしたんですかぁ?」
つかさ「確かにアンタの依頼はそこまで要求してなかった」
イヴ「目的は」
つかさ「金になりそうなものを探してた」
イヴ「ありました?」
つかさ「ないな、汚職してる奴でも脅して警察に匿名で届けてやろうかと思ってたのにさ」
泉「……」
つかさ「ま、監視カメラの映像だけでも満足してもらえんだろ」
イヴ「誰が満足するんですか?」
つかさ「そりゃあ、アタシの雇い主に決まってんだろ」
イヴ「知ってますよぉ、古澤さんですよね?」
つかさ「なんだ、知ってるのか」
イヴ「はい〜。アナタだったら、交渉もしなかったと思いますよぉ」
つかさ「なんでだ?」
イヴ「爆弾は良い子にしか配らないとの約束でしたぁ。でも、違いました」
つかさ「アタシが見る目がないとか言うなよ。アタシが彼女を選んだわけじゃねぇから」
イヴ「え?古澤さんが悪い子に渡ったから、来てほしいって」
泉「……」
つかさ「だから、あの人が選んだんだよ」
古澤頼子「その通りですよ」
古澤頼子
ほぼ足音もなく現れ、みすぼらしい木のイスに腰を下ろした。
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