イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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82: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 22:17:01.86 ID:8PMV4OlW0
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大型ショッピングモール・2階・和風カフェ

イヴ「爆弾の在りかを教えてください」

フレデリカ「イヤだよー」

有香「で、ですよね」

雪乃「どうしましょうか……」

時子「残念だけど、出来ることなんてないわよ」

雪乃「さっきからずっとこの調子ですわ……」

時子「交渉は苦手ではなさそうだけれど」

有香「相手が悪い、と思います」

イヴ「そうですよねぇ。じゃあ、世間話にしましょう」

フレデリカ「うんうん、それがいいよ」

イヴ「どちらのお生まれですかぁ?」

フレデリカ「パリだよ?」

イヴ「フランス語は話せるんですかぁ?」

フレデリカ「ボンジュール、シルブプレ、アデュー♪」

イヴ「私の方が話せるくらいですね。皆さんはどうですか?」

雪乃「えっと……少しでしたら」

時子「旅行くらいは」

有香「なんだか、凄い人達ですね……」

イヴ「だから、語学学校に放火したんですかぁ?」

フレデリカ「なんの話か、フレちゃんわかんなーい」

イヴ「爆弾でなければ、あなたの場所は作れませんでしたか?」

時子「場所ね……」

イヴ「そんなことないはずです」

フレデリカ「……」

イヴ「皆さんはどうですか?大切な人はいますか?場所はありますか?」

有香「友達も道もあります」

時子「さぁね、他人にはわかるものでもないわ」

雪乃「私にも大切な従業員がおりますわ」

イヴ「どうですか?」

フレデリカ「パパとママは世界一だよ?」

イヴ「お友達はどうですかぁ?」

フレデリカ「とっても楽しいかも」

イヴ「ですよねぇ」

フレデリカ「うーん、だから、やっぱり、わかんないんだー」

雪乃「わからない……?」



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