イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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70: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 22:02:00.30 ID:8PMV4OlW0
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高峯探偵事務所

真奈美「鷹富士神社周辺での事件が気になるのか?」

ヘレン「ええ」

のあ「爆弾は佐藤心が製造したもの、だったわね」

ヘレン「その通り。のあ、爆弾の三要素は?」

のあ「三要素?」

ヘレン「その三要素で、使う側を縛るのよ」

菜々「ただいま戻りました!」

のあ「雪乃の実家に何か連絡は」

菜々「誰からもありませんでした」

のあ「そう、一安心ね」

菜々「マスターから何か連絡はありましたか?」

真奈美「今の所はない」

のあ「もしかしたら、連絡できない状況なのかしら」

志保「大丈夫だといいんですけど……」

のあ「三要素についてだけど」

ヘレン「回答を」

のあ「爆弾を提供する側が制限するものね。それならば、材料、製造法、それと」

ヘレン「わかっているようね。最後は起爆装置」

真奈美「フム。どれかが欠けてもいけないのか」

のあ「佐藤心の場合は」

ヘレン「彼女は製造法を知っていたわね」

のあ「でも、材料の調達経路は不明」

真奈美「製造法については、あのサンタからなのか?」

ヘレン「ええ。製造法を教えられた人物は少ないでしょうね。そもそも、教えられて誰もが出来るものじゃない」

のあ「佐藤心は、残念だけど、器用だったものね」

真奈美「製造法を知っていても、材料がなければ成立しない」

のあ「材料があっても、佐藤心もいない以上はそう簡単には爆弾は増やせない」

真奈美「完成した爆弾を手に入れるという手段もあるが」

のあ「起爆装置がなければ、利用すらままならない」

久美子「なるほど」

ヘレン「爆弾を直接手に入れた人物は、その実は操られている」

音葉「サンタクロースに、ですか……?」



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