イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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63: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 21:53:15.57 ID:8PMV4OlW0
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大型ショッピングモール・正面駐車場入り口付近・警察対策本部

亜季「警部補殿、こちらを」

留美「資料ね」

美波「想定される脱出プランとルートに」

亜季「交通封鎖を準備している地点が示されているであります」

留美「フムン……新田巡査、感想は」

美波「私達の想定をほぼ同じです」

留美「私達が出る幕はなさそうね」

亜季「せっかく現場に出張ってきましたのに」

留美「大人しく降伏してくれないかしら」

美波「それは、考えにくいですね」

亜季「警部補殿、もしも警察の網を破るとしたら」

留美「脱出経路は少ないわ。正面か裏の駐車場を突破するか、もしくはあそこ」

美波「屋上駐車場の出口、ですか?」

留美「表と裏にある戦闘車を手放すとは思えないけれど、屋上に備えている可能性はあるわね」

亜季「なるほど。では、仮にここを突破したとしたら」

留美「どうやって逃げるか?」

亜季「その通りであります。警察は十二分に揃ってるであります」

留美「例えば、狭い路地を使うとかね。人数も多いわ、別行動は厄介ね」

美波「なるほどっ」

瀬名詩織「でも……それには条件があります」

瀬名詩織
いわゆる白バイ隊員。美しいと評判の白バイ乗り。

美波「瀬名さん、お疲れ様ですっ!」

亜季「待機でありますか?」

詩織「はい……もしもの時は犯人を追います」



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