イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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44: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 21:28:12.08 ID:8PMV4OlW0
有香「でも、トナカイ達は危ないんです」

雪乃「危ない、のはわかりますが」

フレデリカ「さっきも言ってた、空手だっけ?」

有香「あたしも少しだけ武道をたしなむのですが、3人ほど只者ではない人がいます」

雪乃「どなたでしょうか」

有香「一人はダンサーというトナカイです」

法子「さっきチョコをくれた人だ」

有香「動き方も筋肉の付き方もトップアスリートでした、もしかして武道家だったのでは、と」

フレデリカ「そう言えば、サンタさんのことをシショーって呼んでたよ」

有香「次はプランサーというトナカイです」

雪乃「先ほどお会いしましたわ。確かに機敏な印象を受けましたわ」

有香「銃器に自信があるようですが、手にバンテージを巻いています」

ゆかり「格闘技の際に着ける包帯だそうで……」

有香「最後に、ダッシャーというトナカイです」

フレデリカ「ダッシャー、って速そうだよねー」

雪乃「ダッシャーは、ダッシュから来てますもの」

有香「危険です。言動も動きも粗暴ですが、絶対に強いです、オレ様が最強だぜ、です」

法子「そうなの?」

ゆかり「そうは思いませんけれど……」

有香「二人はもう少し危機感を持ってください!」

雪乃「ダンサー、プランサー、ダッシャーですわね。覚えておきますわ」

有香「はい」

雪乃「でも、心配しすぎはいけませんわ」

フレデリカ「そうだよー」

有香「フレデリカさんに言われても」

雪乃「犯人に警戒されるかもしれませんわ。そうなったら、もっと危険ですわ」

有香「……確かに」

雪乃「今の所、危害を加えるつもりはないようです」

ゆかり「ええ……だから、平気です」

法子「でも、ずっとはいられないよね」

フレデリカ「きっとねー。アタシもみんなもずっと閉じ込められるのは、イヤだよね」

ゆかり「食事も問題ありませんし、ゆっくりしていましょう」

フレデリカ「ここにいればヘーキだよ、たぶん。サンタとトナカイは、何もしないよー」

有香「それは、何となくはわかってはいるのですが」

雪乃「でも、犯人を信じて待つしかありませんわ」

法子「うんうん。だから、ゆかゆか、お話してよ?」

有香「やっぱり、そうなりますか。相原さんもお気をつけて」

雪乃「何か気づいたことがあったら、教えてくださいな」


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