イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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29: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 21:10:00.94 ID:8PMV4OlW0
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清路警察署・刑事一課和久井班室

美波「課長、お飲み物をどうぞっ」

柊志乃「ありがとう……これは」

柊志乃
刑事一課課長。見かけによらず武闘派とのこと。署長の礼子とは同級生。

美波「トマトジュースですけど、お嫌いでしたか?」

志乃「ワインが良かったわね……あるかしら?」

美波「アルコールはちょっと……」

留美「バカなことを言わないでください」

志乃「リラックスは必要でしょう」

留美「大和巡査部長、本部に強制的に突き返しましょう」

亜季「え?」

留美「許可するわ」

亜季「課長殿、失礼するであります。おりゃ!」

志乃「最近の警察組織は上下関係が緩いのね……」

留美「課長に言われたくはありません」

亜季「あの、警部補殿」

留美「どうしたの」

亜季「課長殿の腰に突撃したでありますが、一歩も動かないであります」

志乃「ジュースくらいゆっくり飲ませてちょうだい」

亜季「新田巡査、ご協力を」

美波「はいっ、失礼しますっ」

留美「ところで、課長」

志乃「何が聞きたいのかしら」

美波「う、動きません……」

亜季「私はおろか新田巡査よりも軽いはずであります」


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