ルビィ「終わった、その後」
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27: ◆b0Vu8MQV5UgY
2017/12/23(土) 00:13:05.01 ID:zj1cpJm00
B子「おはよー」

少ししてから、この二年間の友人が現れました。

B子ちゃん(仮名)は、二年生の時に編入した先で出会った先住者、つまりは、同じスクールアイドル部の仲間です。

彼女はいよいよ人口密度が大変なことになってきた車内を慣れた動作で割り進み、花丸ちゃんの真横に着けました。

ルビィ「おはよー」

花丸「ずら」

長らく落としていた視線を上げた花丸ちゃんは、しかし真横に水平の高さまでスライドさせた後、またも手元の書物に戻してしまいました。

そうです。実は花丸ちゃん、私と最初に挨拶を交わした以降は、一度として顔を上げていないのです。

首痛くなんないのかなとも思いますが、彼女にはそうせざるを得ない逼迫した事情があります。

B子「あれ?あんたら今日はこのバスなんだ。どうしたの?」

ルビィ「トラブル」

花丸「寝坊」

B子「なにやってんの」

B子ちゃんが10分前の私と同じことを言いました。


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