ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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528:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/20(日) 23:56:54.53 ID:nUbmH0Es0
綺礼「…ひどい物音だ」
思わず足を止める。全速力で走れないほど大地が揺さぶられている。
普通なら地震と思うだろうが、事情が分かればこの地鳴りは自然が起こしたものではないと感じ取れる。
切嗣「これだけ音がデカければ、お前の道案内はいらないな」
その二人は避難するどころか、どんどん震源に近づいていく。自分が憎んでいる標的はそこにいると確信しているからだ。
綺礼「セイバーは、どうだ?」
切嗣に訊ねる。
ガッシュの力が不安定な今、此方の最高戦力のセイバーの安否で勝敗はほぼ決まる。そう綺礼は考え、それが肌で感じられるのは切嗣だけだ。
切嗣「…僕には詳細までは分からないが、多分無事だ。ここに令呪が残っている」
綺礼「…そうか」
不安ではあるが戦える状態ならなんだっていい。それに私を含め令呪のブーストがあれば、アーチャークラスの英霊にも渡り合える。
綺礼(まだ勝機はある…問題は、ゾフィスをどう対処するかだな。だが、まずはその作戦の前提として…)
綺礼「急ぐぞ!」
切嗣「…」
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