ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/09(土) 22:59:24.48 ID:VvhpfHq10
ウェイバー「つまり、この本が魔術書みたいなもんか」

ガッシュ「…そうなるのう」

涙目でこっちを見てくる。子供だからって、英霊であり、そしてサーヴァントだ。そんな目をされても一切容赦する気はない。

ウェイバー「これがないとお前を生かすことはできないわけだ…」

ガッシュ「ウヌ、そしてもうひとつ大事なことがあるのだ」

ウェイバー「なんだ?」

ガッシュ「これはまだ分からないが、その本が燃やされたり、切り裂かれたりすると、恐らく私は魔界に帰るであろう」

ウェイバー「…は?」

またも衝撃的なカミングアウトだ。この英霊、本が無いと戦えないだけでなく、消滅してしまうのか。
ますます聖杯戦争を勝ち抜くには絶望的だ。

ガッシュ「私はそうなったことはないが、私のかすかな記憶では、そうなっておったはずだ」

ウェイバー「は…ははは…」

ガッシュ「…何を笑っておるのだ?そんなにおかしいことがあるのか?」

ウェイバー「笑うしかないんだよこの状況を!くそっ…なんでこんな目に…」

…そんな僕に、使い魔から連絡があった。アサシンがアーチャーによって倒されたというものだった。

ガッシュ「そうか…もう戦いは始まっておるのだな」

ウェイバー「ああそうだよ!僕達はどうしたらいいんだろうなまったく!」


ガッシュ「…また、辛い思いをせねばならんのだな、私は」


ウェイバー「…?何か言ったか?」

ガッシュ「なんでもないのだ!」


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