ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/09(土) 22:42:42.11 ID:VvhpfHq10
ガッシュ「私は魔界の王様…とはもう言ったな」
ウェイバー「聞いたよ。で、魔界ってのはなんなんだ?」
ガッシュ「文字通り人間界とは違う…たくさんの魔物がいる場所なのだ。そして魔界の王様を決めるために、100人の魔物の子は王の座を争った…その、おぬしが持っている本を使ってな」
ガッシュ「私はその戦いである人間の力を借り、結果勝利したはずなのだが…その記憶が全くないのだ。記憶のないおかげで、力もイマイチ出しきれていない気がするのう」
ウェイバー「なるほどな…」
ウェイバー(それであのステータスだったのか…安心し…てないからな!全然!)
ウェイバー「…続けてくれ」
ガッシュ「そう、ここからが大事なのだ。おぬしのその本は、術を唱えるためには必要不可欠なものなのだ。…試しに、その本にある文字を読んでみてくれぬか?」
早速この赤い本を開き文字をなぞる。自分が見たこともない言語ばかりだが、少しだけ読める部分があった。
ウェイバー「えっ…と…第一の…術。ザケル…」
口にした瞬間、ガッシュの口からまたあの電撃が放たれた。二度目であり、どこか胸騒ぎもしていたので、なんとか避けることはできた。…が、
ウェイバー「ああっ!僕のお気に入りの本が!」
赤い本は無傷だが、本棚の本に火がついてしまった。幸い被害は二、三冊で済んだが…
ガッシュ「…ウヌ、そういうことなのだ」
とりあえず、思いっきり頭にチョップを喰らわせた。
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