72: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 19:56:46.28 ID:CEhL0AcIo
そんなある意味では巨大テーマパークに匹敵するような敷地にアイドルが働くレストラン……。
演技をする余裕も無いようで、心配そうに眉を寄せた春香がプロデューサーに顔を向け言う。
「それ、ちょっと地味すぎません?」
「お客さんちゃんと来るのかなぁ……」
「ま、待て待て二人とも、不安そうな顔になるな!
……現役アイドルが接客してくれるお店だぞ? 話題にならないハズがない!」
しかし、春香たちは揃って「う〜ん……」と微妙そうな反応を彼に返し。
「でも、それなら佐竹飯店の二号店が――」
「安い、旨い、大盛り美奈子! ……劇場で一番の人気店です」
「それと比べちゃうと、やっぱり"売り"が弱いよね?」
「例え美奈子さんが接客してなくても、あの量と質が破格のお値段ですから……まぁ」
「それに、伊織のトコのパティシエが出してるケーキショップ」
「貴音さんと静香ちゃんが贔屓にしてるめん処」
「紬ちゃんたちも気に入ってる和菓子屋さん」
「あそこのおはぎ美味しいんです!」
「律子さんが経営にタッチしてるハンバーガー屋さんもあるんだよね。ほら、やよいも時々バイトしてる」
「うぅ……やっぱり激戦区ですよ? フードコート」
「私たち悪いことなんて言いません。けど、その企画はもう少し練り直した方が良いと思います!」
二人の少女に心底心配されてしまい、一瞬はたじろいでしまったプロデューサーだったのだが。
彼は「だが、しかし、だからこそだ!」と大きく両手を広げて宣言する。
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