ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
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64:名無しNIPPER[saga]
2017/12/11(月) 23:32:29.89 ID:0EiW2Qh10
 この街はきっと、記憶の流れが行きついた先にある。

 世間にいる、いわゆる一般人。
 彼らが毎日毎日水みたいに
 吸収しては忘れていく、その記憶の流れの先に、
 まるで漂着物が流れつく浜辺のように、
 この街が存在している。

 だからこの街の住民たちは
 みんなある種の共通認識を有している。
 私たちは受け流されたものたちなのだと。
 私たちは忘れられたものたちなのだと。

 しかし、私は。

 そうだ。
 私は望んで、この街に来たのだった。
 


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