ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
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33:名無しNIPPER[saga]
2017/12/06(水) 22:31:09.98 ID:8FNSZ91h0

 しばらく海を眺めていたが、
 変化がなさ過ぎてすぐに飽きてしまう。

 防波堤に沿ってふらふら歩いていると、
 ジョギングをしている男性が反対方向からやってくる。

 私は軽く会釈をする。
 彼はスピードを緩やかに落とし、
 私の近くで立ち止まる。

「見ない顔だね」

「ええ、つい最近ここにきました」

「この街は退屈だろう。
 どうだい、一緒にジョギングでもしないか?」

「遠慮しておきますよ。
 私はインドア派なもので」

 筋トレぐらいしかやることもないだろうに、
 という彼の身体は確かに筋肉質だ。


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