8:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 13:39:47.75 ID:fJBhatGxO
男の唇は容易に離れようとしなかった。蛇のようにのたうつ真っ赤な舌でチンポの口を巧みにこじ開け、粘液にまみれた口内へ滑り込む。男の唾と彼女の唾が混じり合う。
この時点で、既にチンポは自分が犯されているような錯覚に陥った。興奮で顔が薔薇色に染まり、鼻息が荒くなる。男の肩を掴む手に力がこもる。
怪しげな男は首に回した手を徐々に下へとずらしていった。5本の指は蜘蛛足の如く自在に蠢きながら、なだらかな褐色の丘陵を登っていく。その丘陵は柔らかく熱を持っていて、頂上の出っ張りを押すたびにピクリと震えた。
ちょうど月の光が便所内に差し込み、快楽に悶えるチンポの顔を照らし出した。彼女の唇は唾液で艶やかに輝いていた。おそらく、彼女の口内では二つの肉が淫らに絡み合い、弾き合い、愛撫し合っているのだろう。もはや、チンポの脳内には獣性(ビーストセルフ)しか残っていなかった。
9:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 13:40:41.48 ID:fJBhatGxO
早く自らの閨に男の駿馬を招き入れたい。そのまま寝台も鏡も絹のカーテンも全て滅茶苦茶に壊されたい。そして肉体のみならず魂までも溶けて男と融合したい。
彼女の股下に染みができた。閨から溢れた粘液の雫が、ぽたぽたと地面に落ちているのである。男は、無駄のない動きでチンポの股間に顔を埋めた。
ああ、とチンポは喘ぎ声をあげた。今まで自分が出してきたどんな声よりも淫らな響きがこもっている。
10:名無しNIPPER[sage]
2017/12/05(火) 16:20:00.34 ID:8ZCfRvSrO
11 :名無し :2017/06/08(木)23:54:43 ID:Xli(主)
やっぱり童貞に官能小説はキツかったよ……
11:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 16:26:00.04 ID:fJBhatGxO
>>10
よく分かったな
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/05(火) 16:54:32.55 ID:x5mJnoSj0
南方妖怪チンポ様を称えるスレかと思ったが違ったわ
13:名無しNIPPER[sage]
2017/12/05(火) 17:38:27.58 ID:DS8dv0Xb0
朝潮ちゃんの人かと
14:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 18:24:41.72 ID:fJBhatGxO
男がどんな人間であろうと、チンポは男の妻になることを決めていた。彼なら、自分を途端の苦しみから救い出してくれる。彼について行けば、光を見ることができる。
だからこそ、身体を許したのだ。場の空気に流され、なしくずしに契りを交わしたわけではない。
男の駿馬が小さな閨に押しいった。熱いものが、身体の中に入ってくる。膜が破れる。鋭い痛みが局所を襲う。彼女は歯を食いしばり、痛みを堪えた。駿馬は包み込む肉圧に負けず、前へ後ろへ跛行する。駿馬の口から唾液が飛ぶ。透明な唾液は血と混ざり合い、壁に染み込んでいく。
駿馬が白い液体を吐き出した。瞬間、閨は大きく縮み上がり、粘り気のある液体は奥の暗闇へ流れていった。
事は済んだ。男とチンポの間に言葉はない。
15:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 18:35:32.61 ID:fJBhatGxO
翌朝、川で髪を洗っていると、二人の姉が柳で作った鞭を携え近づいてきた。チンポは反射的に腰を低くした。もしや、昨夜の交合を見られていたのか。あれは、なるべくしてなったことだ。二人に自分と男の仲をとやかく言われる筋合いはない。
長女がチンポの右腕を強かに打ち据えた。右腕を抑えてうずくまるチンポ。左手の掌に、べっとりと赤い血がついていた。
16:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 18:53:46.33 ID:fJBhatGxO
どうやら、洗濯物を干すのを忘れていたらしい。おかげで長女二人は、水洗いしたばかりの湿った服を着なければならなくなったという。チンポは胸のすく思いで姉を見つめた。自分より醜い姉達。まだ男を知らない、未熟な姉達。
ひくつく陰部をねぶる優しい舌先も、乳房を揉みしだく荒々しい手も、身体の中に熱い精液が放たれる快感も知らない。自分だけが大人だ。大人の女なのだ。
そして自分を女にしてくれたターバンの男。彼の子を絶対に産む。産んで一人前に育てる。それが彼に対する自分ができる、最大の恩返しであった。
17:名無しNIPPER[sage]
2017/12/05(火) 21:25:54.12 ID:gKvPD+rSO
これが桃太郎か
18:名無しNIPPER[sage]
2017/12/05(火) 23:26:39.73 ID:dOXfFJB40
チンポは再び便所を訪れた。
そこへ行けば、ターバンの男に逢えると踏んだからだった。
しかし、男の姿はない。もぬけの殻である。
あれは夢だったのか。否、夢であるはずがない。チンポは愛おしそうに腹をさすった。
この中に、神の子種がある。一晩経った今でも、陰部をこすると指に白く濁った精液がついているのだから。
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