まゆ「第2回」 美玲「もりくぼカケル!」
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8:名無しNIPPER[saga sage]
2017/12/04(月) 23:25:50.25 ID:0sLsLZuO0



PHASE 5
『森久保乃々×鷺沢文香』



鷺沢文香「……今日は、お招き頂き、ありがとうございます」フカブカー

乃々「いっ、いえっ……! こちらこそ、ありがとうございます……」フカブカー

文香「その、こういったトーク番組というものは、些か不得手ではありますが……精一杯、お話させて頂きますね」

乃々「あぅっ。そ、そんな。トークが苦手なのは、むしろもりくぼのほうで……ご迷惑をおかけしたら、すみません……」

文香「それは……どうか、お気になさらず」

乃々「うぅ……苦手って言ってるのに、プロデューサーさんがこんな企画を通してしまって……。いぢめです。きっとそうです……」

文香「……そう、でしょうか? ……私が考えるに、それはプロデューサーさんなりの鼓舞ではないかと思うのですが……」

乃々「こぶ……ですか?」

文香「……はい。乃々ちゃんならきっと大丈夫。きっと出来ると思うからこそ……敢えてこういったお仕事を用意して、挑戦を促しているのではないでしょうか」

乃々「で、でも……やっぱりもりくぼにはむーりぃー……」イジイジ

文香「……こんな言葉があります。『何事も、成功するまでは不可能に思えるものである』」

文香「私も、プロデューサーさんにスカウトされるまでは、一日をずっと書庫で過ごすような……出不精で、人見知りの人間でした……。アイドルとなって、ステージで歌やダンスを披露するなど、到底不可能なのではと……そう思ったものです」

乃々「はい……わかります。もりくぼも、そうなので……」

文香「……でしたら、私たちは似た者同士ですね」クスッ

文香「……そんな私が、変われたのです。まだまだ未熟ですし、多くの方々の支えがあって、ようやくではありますが……アイドルとして、輝くことが出来たのです」

乃々「……文香さん……」

文香「ですから乃々ちゃんも、諦めないでほしいのです。自分を信じてくれる人のことを、信じて……そうすれば、きっと……」ハッ

文香「……あ、あの……すみません。差し出がましいことを、言ってしまったでしょうか……?」

乃々「ふぇっ!? そ、そんな……! とんでもないです……その、ありがとう、ございます」

乃々「私、お仕事はいつも不安で、怖くて、逃げたくなるんですけど……でも、文香さんの言葉を思い出せば、ちょっぴり頑張れるような気がします……気がするだけ、かもですけど」

文香「……そうですか。……少しでも、心を軽くすることが出来たのであれば、幸いです」


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