【ラブライブ!】私のダイヤちゃん【サンシャイン】
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6: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 00:58:10.42 ID:XoFlawlF0
「ありがとう、曜ちゃん・・・。」
ちょっと俯き、つぶやく様に手を出してきたダイヤさんの口から発せられた衝撃の一言!
その威力たるや、一瞬で頭のてっぺんから足のつま先までを貫いて、私の全身を縛り付けました!
7: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 00:58:44.79 ID:XoFlawlF0
曜ちゃんって呼び方は極々当たり前で。仲のいい人の殆どは私の事をそう呼びます。
千歌ちゃんだって同じ。
でも、ダイヤさんから発せられたその言葉は未だかつてない程、私の感情に訴えかけてきたんです。
8: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 00:59:11.02 ID:XoFlawlF0
直後に善子ちゃんと何か話した気がするけど、そんな事は私にとって些細な事。
その後のバイトも何かフワフワしながら過ごしてて、気付けば家に帰りついていました。
9: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 00:59:43.61 ID:XoFlawlF0
帰宅してからも、ボーっとその言葉を反芻する。
『曜ちゃん』
『曜ちゃん』
10: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:00:18.65 ID:XoFlawlF0
普段、誰の事であっても「さん」付けするダイヤさんが私にだけ、私にだけ「曜ちゃん」って・・・。
きっと、ダイヤさんは私の事が好きなんだ。
そうに違いない!
11: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:01:01.79 ID:XoFlawlF0
どうしよう・・・。
私には千歌ちゃんっていう、心に決めた想い人がいます。
ずっと片思い中だったけど、それを今更反故にするなんて・・・。
12: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:01:50.57 ID:XoFlawlF0
あぁでも、ダイヤさんに呼ばれた瞬間、私は逃れられない鎖に縛られた。
『曜ちゃん』と言われた時の、あの心の高揚!
激しく私を打ちのめしながらも、心を包み込む優しさ。
13: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:02:27.81 ID:XoFlawlF0
「もう、全速前進するしかないよっ、ヨーーソローーーー!!!」
ベッドでクネクネしていると、突然部屋のドアが乱暴に開かれる!
「話は全て聞かせて貰いましタ!全力で、応援しまっショー!」
14: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:03:03.08 ID:XoFlawlF0
おかしいな・・・さっき叫んだ以外は心の中で呟いてたはずなのに・・・。
いやいや、突っ込むべきはそこじゃないよ。
「ノンノン。曜、さっきから心の声がダダ漏れネ!」
15: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:03:37.87 ID:XoFlawlF0
ビシッと指さす鞠莉ちゃん。
「この恋の指南は、マリーにお任せ♪」
自信満々にポーズを決める鞠莉ちゃん。
16: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:04:50.86 ID:XoFlawlF0
「オホン。それでは、幼馴染が語る!ダイヤ攻略指南〜〜〜っ!」
いつもより1オクターブくらい高めのハイテンションで鞠莉ちゃんが猛っている。
「細かい小細工は無しネ!ダイヤには直球勝負!ヨーソローね!」
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