【ラブライブ!】私のダイヤちゃん【サンシャイン】
↓ 1- 覧 板 20
29: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:21:31.67 ID:XoFlawlF0
その瞬間、湯立つ程顔を真っ赤にするダイヤちゃん。
「だだだだ、ダイヤちゃん?!」
「昨日のダイヤちゃんの勇気、しっかり受け取ったよ。」
30: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:22:03.18 ID:XoFlawlF0
「よ、曜さん?冗談なら怒りますよ!」
「冗談なんかじゃないよ。それに、誘ったのはダイヤちゃんでしょ・・・。」
「ぅ、ダイヤちゃん・・・。」
31: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:22:48.71 ID:XoFlawlF0
「ダイヤちゃん。私ね、ダイヤちゃんの事・・・。」
これを言ったら最後、もう後には戻れない!
「す(きになっちゃったみたい)。」
32: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:23:17.50 ID:XoFlawlF0
その突然の出来事に、壁ドンの体勢のまま入り口に目をやる私たち。
『善子ちゃん(さん)?!』
二人の声が、微妙にシンクロしなかった・・・。
33: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:24:11.16 ID:XoFlawlF0
「ヨハネよー!はっ、そうじゃない!」
もはや脊髄反射芸と化したやり取りを経て、善子ちゃんも私達に気が付く。
「ちょっと!何で曜がいるのよ!」
34: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:24:42.80 ID:XoFlawlF0
「なんで?・・・フッ、私はついに常闇の世界へ身を賭したダイヤちゃんを迎えに来ただけ・・・。」
その言葉で、善子ちゃんは私の敵・・・いえ、好敵手『ライバル』なんだと直感した!
「と、とにかく!私の用事が先なんだから、善子ちゃんは外に出ててよ!」
35: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:25:19.31 ID:XoFlawlF0
「ちょ、ちょっとお待ちなさい!何が何だか私にはサッパリ分かりませんわ!」
「良いのよ、ダイヤちゃん。堕天は怖くも恐ろしくもない。このヨハネが傍に付いているから!」
「何訳の分かんないこと言ってるのよ!ダイヤちゃんは私と一緒にヨーソローするんだから!」
36: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:25:50.92 ID:XoFlawlF0
「お・ま・ち・な・さい!」
怒号と共に、私と善子ちゃんの首筋に鋭い手刀がヒットする。
明らかに取りに来てた手刀の鋭さに、私と善子ちゃんは意識を失いかける。
37: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:26:28.37 ID:XoFlawlF0
・
・
・
38: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:27:03.10 ID:XoFlawlF0
「つ、つまりお二人とも、私が”ちゃん”付けで呼んだことから、今回の行為に及んだと言う事なのですね・・・。」
『だってそうじゃない!あのダイヤちゃんが、私に親愛なる”ちゃん付け”してくれたんだから!』
この日一番の善子ちゃんとのシンクロ具合に、ダイヤちゃんはこめかみを抑えている。
39: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:27:38.43 ID:XoFlawlF0
これまたこの日一番の溜息をつくと、ダイヤちゃんは静かに息を吸い込む。
「宜しいですか?!私にお二人が勘違いしているような意図は、まっっっったくございません!」
『ええ〜〜〜?!』
65Res/18.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20