【ラブライブ!】私のダイヤちゃん【サンシャイン】
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22: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:11:53.61 ID:XoFlawlF0
チャンスはここしかない!
「千歌ちゃん梨子ちゃん、ちょっと用事があるから先に行ってて!」
私は大急ぎで荷物をまとめると、生徒会室へ走る。
23: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:13:02.28 ID:XoFlawlF0
生徒会室前。
この扉の向こうに、愛しのダイヤさん・・・もとい、愛しのダイヤちゃんが待っている!
ついに意を決し、ドアに手をかけたその時!
24: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:15:38.52 ID:XoFlawlF0
しまった!
ダイヤちゃんに会いたい一心で本人より早く来すぎちゃった。
声の主を一瞬で理解し、高速の速さで振り向けば、そこには麗しのダイヤちゃんが!
25: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:16:09.60 ID:XoFlawlF0
あぁ、その綺麗な黒く長い髪。
端正な顔立ち。
劣情を煽るホクロ。
26: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:19:58.97 ID:XoFlawlF0
ダイヤちゃんの手をガッチリ掴むと、そのまま生徒会室の中へ連れ込む!
「ちょっ!」
ダイヤちゃんのささやかな抵抗も何のその。
27: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:20:28.15 ID:XoFlawlF0
「よ、曜さん?一体何ですの、これは。」
あぁ、不測の事態にちょっと腰が引けてるダイヤちゃん、すっごく可愛い・・・。
私は努めて冷静な振りをしながら、彼女の眼を見据え、乾坤一擲の一撃を放つ!
28: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:20:58.26 ID:XoFlawlF0
「ダイヤちゃん・・・。」
29: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:21:31.67 ID:XoFlawlF0
その瞬間、湯立つ程顔を真っ赤にするダイヤちゃん。
「だだだだ、ダイヤちゃん?!」
「昨日のダイヤちゃんの勇気、しっかり受け取ったよ。」
30: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:22:03.18 ID:XoFlawlF0
「よ、曜さん?冗談なら怒りますよ!」
「冗談なんかじゃないよ。それに、誘ったのはダイヤちゃんでしょ・・・。」
「ぅ、ダイヤちゃん・・・。」
31: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:22:48.71 ID:XoFlawlF0
「ダイヤちゃん。私ね、ダイヤちゃんの事・・・。」
これを言ったら最後、もう後には戻れない!
「す(きになっちゃったみたい)。」
32: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2017/12/02(土) 01:23:17.50 ID:XoFlawlF0
その突然の出来事に、壁ドンの体勢のまま入り口に目をやる私たち。
『善子ちゃん(さん)?!』
二人の声が、微妙にシンクロしなかった・・・。
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