マミ「私の、最高の友達」
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5:名無しNIPPER[saga]
2017/12/01(金) 00:28:23.61 ID:LIjH7qpN0
〜2〜

絶望から希望へのエネルギー
これをどうやって宇宙のエネルギーへと変換するか
それが目下の課題であった
それも、人類が魔獣達に滅ぼされる前にだ
仮に地球にいる僕たちを総動員したとしても、この星の魔獣の数には敵わない事がわかった
最も何の理由もなくそんな事をする事を母星の連中が許すとは思えないが
魔獣……謎の存在だが、その正体自体はどうでもいい
問題は2つ
絶望から希望のエネルギーへの変換方法
魔獣への対抗

これらを一度に解決させるものが、僕たちの考えだした『魔法少女システム』だった
ターゲットは思春期の少女。理由は単純に彼女たちがエネルギー効率が一番良かった事によるものである
願いを一つ叶える変わりに魔法少女へと変化させ、魔獣に対抗しうる手段を確保する
希望への転移のエネルギーは個人差があるとはいえ、少女達の願いによるエネルギー消費を大きく上回る事が判明した
魔獣の撃破と宇宙の延命手段。両方を同時に解決する画期的な方法かに思えた
幸い母星には得られるエネルギーの予想データを見せる事で許可が下り、地球の周りにいた僕たちと共同で魔法少女システムの運用を開始した

僕たちと魔法少女達は共同で魔獣の征伐にあたった
僕たちの中にも魔法少女となり、戦いに参加したものもいた
結果として魔獣の数は大きく減少
人類の未来は守られたのだった


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