艦娘たちの愉快不快短編集-SS速報VIP

艦娘たちの愉快不快短編集

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31: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/01(木) 03:21:39.50 ID:gbcR2s8E0
時雨「うっ……ごめん少しトイレに行って来てもいいかい？」

山城「分かったわ。でも私もトイレに行きたいから私も行くわ」

時雨「うん。ごめんね」

以下略 AAS

32: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/01(木) 03:26:31.30 ID:gbcR2s8E0
時雨「無理だよ。うう～もう漏れちゃうよ」

山城「いいから早く男子トイレ行きなさい！」

時雨「なら山城もついてきてよ」

以下略 AAS

33: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/01(木) 03:30:39.19 ID:gbcR2s8E0
提督「おお！びっくりした！お前ら何でここに居るんだ？」

時雨「……」

山城「……」

以下略 AAS

34: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/01(木) 03:33:13.47 ID:gbcR2s8E0
今日はここまで。
ネタ自体はたくさんあるのですが何せリアルが忙しいのでコンスタントは無理かもです。
なので次一つか二つ話を投下していったん終わりたいと思います。

35:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 08:02:34.32 ID:x3TqXr3Yo
おつおつ

36:名無しNIPPER[sage]
2018/03/01(木) 10:44:59.31 ID:9cS/eql80
なんで山城も漏らしてんだよｗｗｗｗ

37:名無しNIPPER[sage]
2018/03/03(土) 08:33:45.12 ID:4sK5uPRro
続き来てたか
おつおつ

38: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:27:53.84 ID:nHddT8RI0
～お買い上げ～

　ある日、私は鎮守府から解体通知を出された。それは鎮守府を運営していく上での費用や資源の削減のためとのことで、提督の断腸の思いにより出された通知だったらしい。

　私は自らの戦績に誇りを持っていたために、勿論それには猛反対した。だが、決定を変えることはもうできず、私は強制的に解体をせざる得なかったのである。

以下略 AAS

39: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:29:46.01 ID:nHddT8RI0
加賀「もういいわ。提督、私が解体されればこの鎮守府は今まで通り運営が可能なのよね？」

提督「ああ……」

加賀「分かったわ。私は大人しく提督の命令に従います」

以下略 AAS

40: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:30:41.68 ID:nHddT8RI0
　私はそこでレジ打ちの仕事をすることになった。だが、私は艦娘として育ったために世間の常識に疎く、なかなかうまい具合に仕事をこなすことができなかった。

　また、鎮守府に帰りたいとの思いが込み上げてきて、もう帰れないと思うとやはり辛かった。辛くて苦しくてそんな思いを抱えながら二年が経った……

以下略 AAS

41: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:31:11.70 ID:nHddT8RI0
客「下や下！1000円札の下にほら、5円あるやろ！よく触ってから会計しろや！このグズ！」

加賀「……申し訳ございません」

客「申し訳ございませんあらへんがな。いつになったら使えるんやお前は！ほんまにグズやな！」ﾊﾞｯ

以下略 AAS

42: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:32:21.56 ID:nHddT8RI0
そう言いながらもあの客は何度もこの店に来る。多分私の身体を見ることが目当てなのだろう。レジ打ちをするとき客の方から異様な視線を感じるからである。あの視線が恐い。それに去り際に手を握るのも恐い。あんな汗まみれの手なんかで握られたくない。

でもこれは仕事だから。そう、仕事だから割り切らなければならない。私は鎮守府を追い出された今はもう無能なただの一般市民。耐えなければ耐えなければ……

加賀（戻りたい……鎮守府に戻りたい……）ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

以下略 AAS

43: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:33:16.87 ID:nHddT8RI0
加賀「な、何であなたがいるの」

瑞鶴「何よ、私がここにいちゃいけないっての？」

加賀「だってあなた確か鎮守府にいたはずじゃ……」

以下略 AAS

44: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:33:53.18 ID:nHddT8RI0
加賀「にしても……随分と買うのね」

瑞鶴「まあね、外に出るのも久しぶりだったから。外でしかあまり口にすることのできないものたくさん買ってやろうと思ってね」

加賀「そう」

以下略 AAS

45: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:34:48.96 ID:nHddT8RI0
瑞鶴「はぁ、何だまだ未練たらたらじゃん……」ﾎﾞｿｯ

加賀「え？」

瑞鶴「何でもないわ。ほらティッシュ」

以下略 AAS

46: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:37:32.75 ID:nHddT8RI0
>>45
すみません、金額1354円じゃなくて1759円でした。脳内補完お願いします。

47: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:38:42.44 ID:nHddT8RI0
加賀「違わないわ。間違いなく1759円よ……」

瑞鶴「私はもう一点買ったんだけど」

加賀「もう一点？」

以下略 AAS

48: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:40:54.25 ID:nHddT8RI0
瑞鶴「……なんか泣いてばっかだし可哀想だからあんたも買ってやるのよ」

加賀「何を……言ってるの？」

瑞鶴「今からあんたは私の所有物。だから私があなたをどうしようと私の勝手。だから私と一緒に鎮守府に来なさい。もちろん拒否権はないわ」

以下略 AAS

49: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:41:54.74 ID:nHddT8RI0
　瑞鶴の差し出された手。その手は私がこの二年間ずっと求めていたもの。私の中の希望の光。私は追いすがるように、そして抱きつくようにその手をしっかりと握って、涙を流しながらも満面の笑みでこう言った。

加賀「私が180円ってどういうこと？」ﾆｺｯ

瑞鶴「え？」

以下略 AAS

50: ◆Ln8mcOSk3o[sage]
2018/03/11(日) 00:45:45.20 ID:nHddT8RI0
今日はここまで。
いきなり地の文出てきてごめんなさい。
少し時間が空いたので投下しました。次も不定期ですが近いうちにできれば…

51:名無しNIPPER[sage]
2018/03/17(土) 08:59:20.42 ID:lW+Z/nwMo
オチ好き
おつおつ

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