25: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:57:17.40 ID:crkVqtSl0
◇ 三船美優宅 前 ◇
美優「少し、酔いも覚めてきました……送って頂いて、ありがとうございます」
P「明日はオフですから、ゆっくり休んでください」
美優「……はい。その……おやすみなさい」
P「……もう少し、時間良いでしょうか」
美優「は、はい!」
P「……俺がこの仕事を目指したのは、今の夢のきっかけは間違いなくあの時の三船さんの笑顔です。本当にありがとうございます」
「そして、不本意な形で伝わってしまいましたが、初めて言葉を交わした時からずっと貴女の事を想っていました。それをずっと伝えられず、貴女からの好意にも気付かない振りを続けてきました」
「貴女に相応しい男になるまでは、そんな言い訳を自分にしてきた臆病者の俺ですが。貴女さえ良ければ……」
美優「Pさん。その……言葉を遮ってしまってすみません。私からも良いでしょうか?」
P「はい」
美優「私、いまとても幸せです。沢山の素敵な仲間に恵まれて、お仕事も私生活も充実していて。私の好きな人が、それ以上に私の事をずっと好きでいてくれて」
「そんな人に、私が大きな何かを贈れていたことを知って。……幸せで胸がいっぱいなんです」
「これ以上の幸せが有ったとしても、今の私ではきっと受け止められません。きっとどれかが零れ落ちてしまいます。ですから」
――――私が受け止められるようになるまで、一緒に居てくれますか?
――――必ず。いつまでも側に居させて下さい。
「「これからも、よろしくお願いします」」
28Res/34.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20