三船美優「写真の向こうの想い」
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13: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:29:53.81 ID:crkVqtSl0


 美優さんに関して、俺が1番最初に覚えてる記憶は、花壇です。

 当時、俺は緑化委員だったんです。ミミズが触れるとかって理由で選ばれた記憶があります。

 委員会の仕事でクラスの花壇を作る事になって、やってる内に夢中になってしまい親が育ててた花を勝手に持ってきてかなり凝ったものを作ってたんですよ。

 教師からは誉められましたが、あまり目立たない場所にあるせいでクラスメイトからのいい反応は無かった、はずです。

 それを初めて評価してくれたのが三船さんでした。かなり嬉しかったのを覚えてます。




P「こんな感じです」

留美「それだけ? なんかもっと紆余曲折とか無かったの?」

瞳子「現実はこんなものよ、むしろ十分なくらいだわ。――――美優さんは今の聞いてなにか思い出した?」

美優「……あの……その花壇にラベンダーがありましたよね?」

P「すみません……正直あんまり覚えてないんです。そのあと親に滅茶苦茶叱られた記憶はあるんですが……ははは」

美優「確か、ラベンダーが有ったはずです……でも覚えてるのはそれだけで……ごめんなさい」

P「別に謝ることじゃないですよ、ね?」

留美「そうよ。むしろ本人よりちゃんと覚えてるじゃない」

瞳子「それを覚えてるということは、もしかしてそのラベンダーにまつわるエピソードがあるのかしら?」

美優「その……はい。エピソードというほどの物ではないですが」

瞳子「聞かせてくれる?」


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