230:名無しNIPPER[saga]
2018/06/08(金) 21:24:59.31 ID:BBK5kVzO0
ゲンカン ガチャッ
月「ただいま…………はぁ」
粧裕「あ……おかえり、お兄ちゃん」
月「あぁ……粧裕か、どこかに出かけるのか?」
粧裕「ううん、喉乾いたから何か飲もうと思ったんだけど……お兄ちゃん、何か疲れてる?」パタパタ
月「はは……ちょっと変な子に絡まれて、クタクタだよもう……」スタスタ
粧裕「変な子って……はい、お茶でいい?」
月「ああ、ありがとう。……ふぅ、本当に変な子さ、いきなり彼女にしてくださいって言ってきて、断ってもしつこく付きまとわれてさ」
粧裕「ぶふっ!! お兄ちゃん彼女できたのーーー!?」
月「いや、断ったって。そもそも初対面の子を彼女にしようなんて思わないよ」
粧裕「へ? 初対面? それなのに彼女にしてって言われたの?」
月「ああ」
粧裕「……それって相手の女の子はお兄ちゃんのことをずっと片思いで面と向かって話す勇気も無くて、いざ一大決心をして告白をしたってやつじゃないの?」
月「いや、それはない」
粧裕「だ、断言したね」
月「そういう子じゃなかったからな……なんというか、本能に従って行動するような子……そんな感じかな」
粧裕「ふーん。で、その子、可愛かった?」
月「……なんだよニヤニヤして」
粧裕「えー? だってさー、お兄ちゃんカッコいいのに女の子と付き合ってますーとかそういう話しないじゃん。もしかしてお兄ちゃんもその子にまんざらでもなかったり?」
月「……やめてくれよ、ああいうタイプは苦手なんだよ」
粧裕「あらら、その様子だとほんとに何にもなかったんだねー」
月「あるわけないだろ」
粧裕「つまんなーい。せっかくお兄ちゃんの恋バナ聞けると思ったのになー」
月「やめてくれよ……もう……」
粧裕「ごめんごめん! じゃ、あたし部屋にもどるねー!」パタタタタタ
月「はぁ……粧裕にまで振り回されて……何て日だよ」
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