22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/28(火) 18:05:40.19 ID:TWqzOMXa0
月の部屋
月「はぁ……」
月(粧裕が部屋に閉じこもってもう五日)
月(一体どうしたって言うんだ? 今までこんな事など一度も無かった)
月(粧裕に聞こうとしても、放っておいての一点張り。この二日は急に笑い声を上げるなど精神状態がおかしくなっている行動を取り始めている)
月(まさかとは思うが粧裕が学校でいじめられている可能性も考えてこの数日で粧裕の中学を調べたが、粧裕のクラスの子は粧裕を心配していた。怪しいところなど何も無かった)
月(何が原因だ? 家族間は良好だ。学校の悩みでもない。……まさか男か!? い、いや、それも無い。粧裕が誰かと付き合うなんてすぐ分かることだ。それなら何だ? 一体何が原因で……)
月(……今までは時間が解決するだろうと、粧裕が自分から出てくるのを待とうと考えていたが、これ以上は無理だ。悪い方向へと向かっていっている)
月(多少強引になるが粧裕が部屋のドアを開けるまで呼び続ける。ドアを開けたら粧裕を連れ出して僕の部屋で何があったのかを聞き出す)
月(僕の行動で更に状況が悪くなるかもしれない……いや、粧裕は僕のことを信頼してくれている。その僕が心から粧裕の事を考えての行動だと伝われば粧裕も僕にだけ悩みを打ち明けてくれるはずだ)
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