141:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 00:52:33.79 ID:qrunuIYt0
月「勉強も頑張っているし、母さんの手伝いも言われなくてもやってる。こうやって僕の心配までするようになって本当に昔の粧裕とは違って……」
粧裕「……あたしを褒める前にお兄ちゃんはさっさと試験会場に行ってくださーい。おかーさーん! お兄ちゃんでかけるってー!」
幸子「あら、まだ出かけてなかったの!?」
粧裕「お兄ちゃん、会場に3分前に入ろうとしてたんだって」
幸子「ちょ、ちょっとライト! 電車とか遅れたらどうするの!? 遅刻なんてしちゃったら……」
月「はいはい、わかってるよ。粧裕からもう注意されたから大丈夫、余裕を持って行くから」
幸子「本当にこの子ったら……しっかりね!」
粧裕「お兄ちゃん、頑張ってねーーー!」
月「まだただのセンター試験なのに大げさだな……行ってきます」
粧裕(それから数ヶ月、あたしはキラとしての裏の顔を誰にもばれずに犯罪者殺しを続けた)
粧裕(だけど、この春、お兄ちゃんが大学生になって、あたしが中学3年になってすぐにある事件が起きた)
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