62: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 16:08:49.20 ID:/qQ60XGi0
志希「それで・・・奏ちゃんの様子は、どうなの?」
モバP「ああ。美嘉たちのおかげで、前より切羽詰まった感じはなくなった。
でもまだ・・・笑わないな。」
志希「大丈夫だよ。一ヶ月とまってた時計は、少しずつ動きだしてる。
・・・見て見て。」
そう言うと、志希は車椅子から降りようとした
モバP「お、おい!」
志希「いいからいいから〜♪」
志希は足を震わせながらも、立ち上がった。俺の目の前で。
志希「どう?まだ歩けないけど、なんとか立てるようにはなったんだよ?」
モバP「すごいな・・・でも無理するな、明日ライブなんだから。ほら、座ろう。」
俺は志希の身体を支えて、座らせた。
志希「この前秘密を話したあとから、ちょっとずつ回復してきたんだ。
きっとプロデューサーさんが、あたし達の時計を動かしてくれたんだね。」
モバP「何言ってるんだ。時計を動かしたのは、お前達自身だよ。」
志希「・・・きっと明日のライブで、奏ちゃんの時計も動き出すんだ。
動かしてみせる。明日、あたしがんばっちゃうからね。」
モバP「ああ・・・、いいライブに、しような。」
志希「・・・うん。」
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