4: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 14:55:07.16 ID:/qQ60XGi0
そして残るはリーダーの・・・
モバP「奏。君がユニットのリーダーだったな。よろし・・・」
奏「あなたに話すことは、何もないわ。」
返ってきた言葉は、拒絶の言葉だった。
モバP「・・・いきなりひどいじゃないか。」
奏「事実だもの。私達はプロデューサーなんて必要としていないわ。
私達は、私達の力だけで高みに行く。ねえ、みんな?」
周子「・・・そうやね。」
美嘉「・・・。」
フレデリカ「フンフーン♪」
モバP「・・・それともうひとつ聞いていいか。
一人、足りないな。志希は、どうした?」
一ノ瀬志希。本来この部屋にいるはずのLiPPSのメンバー。
名前を出した途端、場の空気が微妙に変化するのを感じた。
周子「・・・志希ちゃんは、『失踪』しちゃったんだよね。まあ、いつものことだよ。」
モバP「・・・どのくらいいないんだ?」
周子「・・・一ヶ月ぐらいかな〜」
奏「周子。余計なことは言わなくていいわ。」
周子「・・・へーい。」
奏「一ノ瀬志希はもういない。いなくなってしまったものは仕方ないわ。」
美嘉「奏!」
奏「黙って。事実よ。」
美嘉「・・・・うん。」
奏「そういうことだから。私達の担当をしたいならすればいいわ。
でも私はあなたにプロデュースされる気なんてまったくない。覚えておいてね。」
モバP「・・・そうか。今はそれでもいいさ。とにかく、これから、よろしくな。」
俺はそれだけ伝えて、部屋をあとにした。
89Res/68.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20